旅行ガイド本は役に立たない！？ウィズコロナ時代の子連れ家族旅行のニューノーマルとは？
これまでの旅行ガイドブックは全て捨てたほうがいい！？
世界中で深刻な被害をもたらしているコロナウイルスは世の中を大きく変えました。それは旅行業界においても同様です。じっと待っていれば、世の中が元通りになるわけではありません。私たちはコロナと向き合いながら、新しい形で旅行を楽しむなどの工夫が必要になってきます。
現在までに発行されているガイドブックやホームページには、定番の観光地や飲食店、ホテルが多く記載されております。しかし、それはもはや旧時代の定番。筆者は先日の連休に北海道に行き、これまでのガイドブックが全く役に立たないことを痛感しました。そして、これからのウィズ/アフターコロナ時代の”新定番””ニューノーマル”が必要と強く感じましたので、今回の記事では実際に行った北海道ニューノーマル旅行の体験記をまとめてみました。
ウィズコロナ時代の子連れ旅行のニューノーマル
新定番①：少し良いホテルでホテル時間を楽しむ
今後の旅行プランは非三密な場所を中心に組み立てる必要があります。ホテルはしっかりと清掃が行き届き、家族だけの部屋ですので、感染リスクが低い場所になります。
今までは、ホテルは寝るためだけのところで、一日中観光地回ったり、外のお店で夕食食べたりという方も多いと思います。旅行によっては夕食付、温泉付などもありますが、そういった少し良いホテルの場合も、それ以外の時間ってほとんどなく、「キッズルームなんてあったんだ、行ってみたかったな」みたいなことってありませんか？
これからの新定番としては、「ホテル・旅館自体を観光地とみなし、ゆっくり楽しむ」ことが重要です。例えば、外食に行かず夕食バイキング付きのプランにする。温泉付き旅館にする。外に観光に出歩かず、館内のアクティビティを楽しむ、などです。部屋でゆっくりでもいいかもしれません。以前の考えだと「出歩かないなんてもったいない！」と思われるかもしれませんが、「ホテルでのんびりすごす」ことも旅行の楽しみ方の一つだと切り替えていただければと思います。
今は、「Go To キャンペーン」で半額で宿泊できますし、各地方自治体独自のそういったキャンペーンもございます。例えば、札幌では「サッポロ夏割」キャンペーンというのがあり、1泊6000円/人以上で5000円/人の割引がございます。今がチャンスです！そういったものを活用しながら、良いホテルに安く泊まってみてください！
新定番②：屋内施設よりも屋外観光地を楽しむ
三密回避のため、屋内よりも景色や公園などの屋外観光地をメインに旅行プランを組むのが安心です。普段行かないような場所に行ってみたり、パッと見て帰ったところをゆっくり滞在してみたり、新しい発見があるかもしれません。屋内施設もゼロにするわけにはいかないので、ぜひ行ってほしいですが、休業していたり、一部休止していたりすることが多いので、しっかりと調べておくことを忘れないようにしてください。
新定番③：イートインよりもテイクアウトやホテル飯を楽しむ
その土地のおいしいものを楽しむことは旅行の醍醐味ですよね。しかしながら、飲食店は感染の危険性が非常に高いところです。有名店でも十分な感染対策が取られていないところもまだまだ多いですし、席数を減らしていつも以上に行列ができてしまっていることも少なくありません。このあたりの最新情報がなかなかないので、非常に難しいです。今はコロナの影響でテイクアウトできるお店も増えてますので、テイクアウトして食べ歩いたり、ホテルの部屋で食べたり、という安心の食事スタイルを楽しみましょう。または、ホテルの夕食でもありですね。
新定番④：移動は電車・バスよりもレンタカー、レンタルサイクル
できれば移動は公共交通機関の利用は避けましょう。難しい場合もありますが、近隣であればマイカーで旅行したり、現地でレンタカーを借りたり、最近都市部ではレンタルサイクルもありますよね。どうしても公共交通機関の利用が必要な場合は、ピークをはずす、不用意にものに触らないなどの感染対策をとりましょう。
新定番⑤：試食はできない。事前に口コミを確認。
お土産物屋さんにいって、色々試食しながらおみやげを選ぶ。そんな風景が定番でしたし、試食を通じた新しい出会いが醍醐味でもありました。しかしながら、今ほとんどの所で試食を中止しているというのが現状です。見た目で買って当たり外れがあるのも楽しいですが、職場のお土産など外したくない場合は、事前に口コミやレビューをよく確認して、何を買うのか事前に決めておくほうが無難です。
新定番⑥：予備マスクと消毒スプレーと体温計は旅行のニューマストアイテム
マスク着用が義務付けられていたり、入店時に体温チェックするといった店舗・施設が増えてきました。飛行機やホテルなどでも実施されてます。いざ行ってみたがマスクを失くして、少し熱があって入れなかった・・・、なんてことがないように予備のマスクや体温計は必ず持っていきましょう。
また、消毒スプレーはあちこちにあるようになったが、それでも気になる箇所は多い。特に子供がいると、あちこち触りまくるので、神経質になってしまいます。そんな場合、携帯できる消毒スプレーがあれば、気になる部分、子供の汚れた手にすぐにシュッとかけられますので、ストレスフリーな旅行が楽しめます。
実際に北海道でニューノーマル旅行を行ってきたので、こちらの記事もご参考ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。実際に旅行に行って感じた旅行のニューノーマルをまとめてみました。これまでの定番から違和感があるのは理解しますが、何よりも家族や周りの人の命の安全を第一に考えて、少しずつでも試してみてください。新たな発見も多くあります。ぜひともこれから旅行を検討されている方のご参考になりましたら幸いです！「うつらない、うつさない」をモットーに、観光業も盛り上げていきましょう！コロナに負けるな！
